活動報告 REPORT

2022.01.11 「しごとの相談カフェiroha」 視察

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広島市の就職氷河期世代等支援事業「しごとの相談カフェiroha」を視察し、全国でも模範の成果のある取組となっていることなどを伺いました。

(就職氷河期世代は、正社員を希望しながら不本意に非正規で働く人、また、ひきこもりの人や長期無業者も含め、支援の対象は約100万人程度と見込まれ、その中で、政府は2020年から3年間で30万人の正規雇用に結び付けたいとのこと。)

昨年、経済観光環境委員会では、30万人という目標を広島市に置き換えると、広島市の就職氷河期世代は、現在、どの程度の人数になるのか、また、この相談窓口による支援は、年間、どの程度の相談件数を見込み、正規雇用に結び付ける目標を、どのように設定しているのか等を質問してきました。

また、就職氷河期世代等支援事業「しごとの相談カフェ iroha」と名称とコンセプトについて、支援の対象者の方々が、一人一人がオンリーワンの輝きで、その人にしか咲かせることのできないイロイロな花や葉を、それぞれの舞台で咲かすという、その意味において、寄り添いのある『iroha』の名称が伝わるような看板や広報となるように提案し、意見を取り入れてもらいました。

「しごとの相談カフェiroha」が開設された2021年の6月から現在まで、就職決定数が目標の倍となり、その要因なども伺いました。

ここの最大の特徴が「伴走型」の支援に取り組まれていること。カフェテリア形式による気軽な相談から就職前の会社見学、面談の際は、スタッフによる同席を臨機応変に対応し、また、就職後の声がけなどのアフターフォローまで、きめ細かく寄り添った支援を展開していました。この取組を、ここまでつくりあげた担当課と事業者に感謝です。

全体最適の視点からみても、この支援は、社会全体の利益にも繋がります。これからも国県市の連携で、しっかり取り組んで参ります!

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